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プロダクトデザインとしてのアパレル用デザインの考え方 ①

2026/04/05 15:04


アート と デザイン の違いや
アーティスト と デザイナー の違い
他業種の方にとってはイラストレーターとデザイナーの違いなどにも
「あまりピンとは来ない」と思うので

それを前提に、
アパレルなどのアイテム制作に使用する為の2Dデザインを考える時の
専業のデザイナーが どういう段取りでデザインを考えていくのかをまとめてみました。




良くある誤解としてあるのが オンス=厚み ではありません  オンスは質量です
オンスが高い物はそれだけ原材料を使用しているので価格も上がってきますが
オンスが高ければ良いウェアか といえば、そういう訳でもないのが難しい所です。

制作側から見て、質の良いウェアは  
・製糸がしっかりされている
・生地の目がしっかりと隙間なく、綺麗に揃っている
・型がちゃんとファッション向けになっている
等だと捉えていますが、そういったハイエンドな衣類はTシャツだけでも1枚5000円などを越えてくるので
一般的なオーダーの中では、まず出ることが有りません。
※本当に予算が潤沢な一部企業さんの記念品や、デザイナーさんやテナントさんが運営しているアパレルブランドなどで時折使用されるくらいです

そう考えると、ロスアパの6.5ozはオンスは通常のTシャツより若干高めですが 
出荷前に何回も洗濯されているのに 生地が壊れてない
「オープンエンド糸 シャリ感 タフな〇〇オンス」 といった同類のウェアもありますが
一回の洗濯で、とんでもなく縮んだり、ヨレたりするものもあります。


※例えば、 ガーメント印刷はポリには不向きですし、昇華はコットンには不向きです
『出来なくはない、けど普通はやらない』といった感じです
他にはレーヨンはいかなる印刷にも不向きなので、その場合は後からの印刷ではなく
生産の時に施工が必要になります(OEMでのゼロイチ生産)

施工する生地によって印刷方法は変わり
印刷方法によって施工可能なデザインの条件が変わります。
 
※これは①と同様で、施工サイズによって印刷で出せる表現には制限があります。

例えば、
30cmサイズの時に 線の太さが2mmのデザインがあったとします
それを10cmサイズで印刷した時 線の太さは0.6mmになります。
印刷方法によってはかろうじて線は出るかも知れませんが、爪で擦れば消えてしまうほどの線です。

上記の様に 最初に何もルールを決めずにデザインを作ってしまうと、後になってから
「このデザインじゃ今回の印刷には使えないよ」
「この生地にはそのデザインは乗らないよ」
という問題が出てきてしまうので、最初に何を作るのかをしっかり決めます。

絵やアートの2D作品と
制作や施工に使用する為の2Dデザインの大きな違いは 
この 縛り や 制約 にあります。

この表現を入れたいけど・・ そしたら制作出来なくなる
この形状を入れたいけど・・ そうなると製作費が跳ね上がってしまう

といった、何かを盛り込む時に 制作可能な条件からデザインが はみ出てしまわないように計算して作っていきます。



同じ画像でも、光の色で見ている時と インクとして出した時には これだけの色の違いが生まれます

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ここまでがデザイン制作に入るまでの前提です

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